第63回目を迎えたベルリン国際映画祭 Berlinale が2月7日から始まりました。
去年はあまり観れなかったので、今年ははりきって観ようと意を決しておったわけです。
で、
まず最初に観に行ったのが、
今年の映画祭の審査委員長を務めるWong Kar-Waiの最新作"The Grandmaster"
正直、あらすじ読んだ時点でちょっと観るのどうしようか躊躇ったんですが...
なんか、こう、カンフーとかのアクション映画は苦手だし。
あの明らかに空中を紐で動かされてる体の不自然な動きとか、
ストーリーもどれもこれも似たり寄ったりなところとか。。。
なので普段だったら絶対に映画館に観に行かないんだけど、ここはWong Kar-Waiだし、、
と仄かな"サプライズ"が欲しくて足を運ぶに至ったわけですね。
が、そこに残ったのはただただ「やっぱり」というちょっと残念な感じと
"花様年華"以降の彼の映画に対して持っていたのとおんなじ違和感。
つまりはおもしろくなかったです。笑
しかも終始気になったのは、シーンのディテールの雑さ。
たとえば人に付いた水滴だとか、血だとか、こまめにカットされてるからか知らないけど、切り替わりがはっきり分かるところが結構あってそれも嫌だったのだよワタシは。
有名どころ俳優を起用した派手なアクション映画ってもう完全にいつぞかのハリウッド映画みたいでショックでした。
そうそう、4ヶ月ほど前にDVDで観た
彼の"Eros"(Steven Soderberghらとのオムニバス映画)は良かったのにーーー
ああゆう類いの映画をもっと撮ってほしいのーーーーー
あ、思い出した。
ひとつあるよ。好きなカンフー映画。
これはね、かなりおすすめです。
No comments:
Post a Comment