11.2.12

db

パリ在住のアーティスト、池田亮司氏の展覧会がHamburger Bahnhofで開催されています。

"db"と題されたこの展覧会。dbとはデシベル(decibel)を省略した言葉。で、そのデシベルって何なのって言うと、「電気工学や振動・音響工学などの分野で使用される無次元の単位」。。。それを言われてもあたしはよく分かんないけど。笑


2つに分けられた会場。その意味も、これを見ると少し納得。



まず行ったのが右側の「黒い」空間。

心身状態を乱したがる音が空間全体を包んでいて、なんとも居心地が悪い。笑
デシベルを表示しているビジュアルインスタレーションが8つ(?)プロジェクターで写されてました。
それでちょっと遊んでみたり。







そして次に「白い」空間へ。



先に行った空間でひっかかれた傷を癒してくれるかのようなこの空間。(ってあたしは感じた)笑
シンメトリーに作られた空間で体験する、対照的な色、音、明るさ。と、人の表情。



こちらでもやっぱりちょっと遊んでみたり。






開催は4月9日まで。

1.2.12

Transmediale 2K + 12

Transmediale 2012 のオープニングへ。



色々とキーポイントなことを話したであろうスピーチを完全に逃し、客足も落ち着いた21時頃に到着。
なぜなら、あたしが炊き込みご飯を作っていたから。笑
全然空気読めてない。でもおいしかったよ。久しぶりに焼酎もくくっと飲めて幸せでした。




タイトル見て分かると思いますが、展示作品はほぼほぼメディアインスタレーションです。
2月9日から開催されるベルリン映画祭"Berlinale"に合わせて開催されるTransmedialeも今年で25年。ようは、映画祭のプレイベント?的な雰囲気で、映画=映像から派生した新しいメディアのお祭りって感じですね。きっと(適当に言ってます)


一緒に行ったドイツ人曰く、「過去5年間と比べると一番おもしろかった」のだとか。
しかも、今回初参加のローズマリーとあたしは口を揃えて「微妙だよね」って言ってるわきで。笑
どんなだったんだよ、過去5年間。



今年のアートディレクターはスウェーデン出身の35歳、Kristoffer Gansing。
一緒に行ったドイツ人曰く、「見た目は15歳だけどね」って、ティーンエイジャーですか。笑



ターンテーブルとパソコンが一体化。おもしろかったよ。


おそらく、ギークのテンションが少しばかりあがったと思われる作品が多数。
あたしもどっちかっていうと好きだから、微妙と言いつつ結構楽しめましたっ
ふふ。

ちなみにこの会場、(写真は模型)



Haus der Kulturen der Welt ("House of the Cultures of the World") はU.Sからの贈り物で、アメリカ人建築家によるもの。貝殻みたいな形の建物で、ドイツ人からは"Pregnant Oyster"って呼ばれてますー


★Transmediale
★Haus der Kulturen der Welt