11.2.13

Berlinale --- W imie


「街で、「カトリックの神父が青少年に性的いたずらをしているかどうか」って質問すれば、ほぼ全員が「イエス」と言うと思うわ。結婚できなくて独りだし、少年たちと長い時間過ごすし、まあしょうがないよね。」
と、同居人が言っておりました。

そんな司祭のタブートピックを切なさ倍増させる映像美とユーモアで仕上げた
ポーランドの映画"W imie(In the name of)"を観ました。

ちなみに監督は女性。


"W imię..." - zwiastun from Culture.pl on Vimeo.


<司祭のホモセクシャル>というタブートピックではあるけれど、
いや、好きになるでしょ、そこは男も女も関係なく。
<司祭>というだけの(だけの、とか言えないんだろうけど)、
何とも言えないめんどくさい何かがまとわりついております。




とても良かったです。
まず、キャスティング。
主演も良かったが、Lucus役の彼がめーーーっちゃ良かった。っていうか、全体的にみんな良かった。
そして映像美。シーンひとつひとつのディテールがすごく気持ちよかった。色だとか表情の映し出し方とか。
それとユーモア。神父にアピールする(そしてフラれる)Ewaが歩きにくそうなサンダルはいてるのとか、彼女のキャラクターを色濃くしてて結構ツボだった。かなり細かいんだが。笑




おすすめ。

ちなみにこの映画、
ワタシが初めてちゃんと観た記念すべき?ひとつめのホモセクシャル映画です。



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