Frieze Art Fair。
毎年、世界中から120を超えるギャラリーが紅葉色づくロンドンに集まります。
毎年、世界中から120を超えるギャラリーが紅葉色づくロンドンに集まります。
そして、今年から新しくFrieze Mastersも加わりスケールアップ!
で、Frieze Mastersって一体なんなの、と言いますと、これはコンテンポラリーアートがメインのFrieze Londonの兄弟として、ファインアートを多く扱うギャラリーを集めたアートフェア。「もっとコンテンポラって良いよ」という粋なアニキのハカライが今年、生まれた訳ですね。
1日で果たして2つの会場を見てまわれるのか。。という不安を抱きつつも最終日に参加。
今年は事前にネットでチケットを買っていたので並ばずすんなり入れました。去年はそれでだいぶと時間をロスしたの。。。ネットで買うメリットはいくつかあって、①自宅でチケットを印刷すれば並ばず入場。②FriezeとFrieze Mastersのコンビチケットはネットでしか買えない。③学生証の有効期限が切れていたけど気にせず学生料金で入場。という。
すでにスケジュールに組んでいる人は絶対に買ってから行くべきだと思います。
まずはMastersへ。
オーストリアのギャラリー「Wienerroither&Kohlbacher」にはシーレやクリムトのドローイング。
クリムトのドローイングを間近で見たのはこれが初めて。線で描かれた女性がほんとにきれいだったーーー。
1950年のAndy Warholのドローイングだけを集めた、ミュンヘンとロンドンにギャラリーをもつ「Daniel Blau」
"n.t (Boy looking up)"
"n.t (Portrait of a man)"
この作品...竹中直人か、田中要次か。あ、好きな俳優さんです。
やっぱりドローイングが好きなワタシ。。。と振り返ってみて思ったのでした。
でも、写真を中心としたロンドンのギャラリー「Eric Franck」がとても良かったです。今回のMastersで誰の作品が展示されていたのかは正直覚えていませんが。笑 どれもすてきだわーーーーと思いながら見ていたのは確かです。ちなみに、京都の写真家・故浅野喜市氏もこちらのギャラリーに所属していて、他にはEnzo SellerioやLottie Daviesなどなど、ワタシの心掴む写真家が多いんですーー、ここ。
それから、1960年代に日本で発足した『もの派』をフューチャーしたこちら。
「自然」と「人工」が融合されてできた「もの」に対する新しい概念の構築、というテーマのもと、関根伸夫やリ・ウーファン、菅木志雄らによって創られた作品がギャラリー「BLUM&POE」で展示されていました。
こんなところで『もの派』の作品を見れると思っていなかったのでびっくり!壁には、『もの派』とは一体何か、というキャプションも書かれていました。こうやって日本の何かが紹介されているのを見るとやっぱり嬉しいワタシ。
そんなこんなで、Masters良いやん!と、満足。
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そして初めて歩いたRiegent Park内。
お天気に恵まれていたので、休憩を兼ねて公園内をお散歩。
すると見たことある作品が。。。
今年のdOCUMENTAにもあった、Anri Saraの"A Clock"。
ちょっと、真正面から撮ってよと言われそうですが、真正面がどこなのか分からない作品ですのでご了承願います。
2つの会場との間にはFrieze Sculpture Park。
草間のお母さんもやっぱりおりましたです。
そしてFrieze Londonへ、
つづく。